新年のご挨拶 2026
January 1, 2026

新年あけましておめでとうございます。
皆様にとって本年が健やかで実り多い一年となりますよう、心よりお祈り申し上げます。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
2025年を振り返りますと、レベニュー組織におけるAI活用は、効率化や自動化の延長線では語れない段階へと移行し始めた一年であったと感じています。とりわけ、Agentic AIの進展や、A2A(Agent-to-Agent)を前提とした議論は、AIを使う対象ではなく、役割を持つ主体として捉える発想への転換を促しています。これは単なる技術進化ではなく、GTM(Go-To-Market)における意思決定や実行の構造そのものを見直すことを意味しているように思います。
当社およびグループ会社では、こうした変化を正確に捉えるため、北米・欧州・東南アジアを中心に、現地のイベントやカンファレンス、コミュニティへ継続的に参加してきました。そこでは、人がAIを操作するという前提から、人とエージェントが協働し、さらにはエージェント同士が連携することを前提とした業務設計へと、議論の軸が確実に移りつつあります。机上の情報ではなく、現地での議論や実践を通じて、その変化を体感してきた一年でもありました。
このような時代において重要になるのは、個別のAIやツールの導入そのものではなく、それらがどのようなGTM戦略のもとで役割を持ち、どのように連動するのかという全体設計です。壊れたGTMの仕組みの上に高度なAIを載せるだけでは、成果は持続しません。AIが前提となるからこそ、戦略・プロセス・データ・オペレーションを一貫した思想のもとで再構築する必要があると考えています。
そのような問題意識のもと、本年1月20日には、新著『GTM(Go-To-Market)戦略の教科書 〜マーケティング・営業・CSを成長エンジンとして完全仕組み化する〜』(MarkeZine BOOKS)を上梓いたします。本書は当社として3冊目の書籍となり、RevOpsの教科書に続き、より上流プロセスであるGTM戦略に焦点を当てた内容です。サイロ化したレベニュー組織が直面する根本課題に対し、一つのGTM戦略のもとで、テクノロジー・データ・オペレーションをどのように統合していくのか、その実践プロセスを体系的にまとめています。
AIの進化によって専門スキルが自動化される一方で、組織には、仕組みを設計し、統合する能力がこれまで以上に求められます。GTM戦略は、単なる部門横断の取り組みではなく、企業の成長モデルそのものを再設計する営みです。本書が、その議論の出発点となれば幸いです。
また2026年は、当社が創業5周年を迎える節目の年でもあります。これまでご支援いただいたクライアントの皆様、パートナーの皆様に、改めて心より感謝申し上げます。
変化のスピードがさらに加速する中にあっても、当社は引き続き、グローバルの最前線で起きている変化を自らの足で捉え、その本質を整理し、日本のレベニュー組織にとって意味のある形でお届けしてまいります。GTM戦略を軸に、AI時代にふさわしい成長の仕組みづくりをご支援できるよう、より一層取り組んでまいります。
本年も変わらぬご指導ご鞭撻のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。 皆様のご健勝とご発展をお祈り申し上げ、新年のご挨拶とさせていただきます。


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